乗り越えられない壁

　今日は体力測定がありまして。

　1000m走がありました。

　ところで、わたしは友達あと3人とつるんでいたんですけどね。
　彼女達、みんな走れないんですよ。

　二人は心臓病、あとの一人は喘息の発作のため。

　喘息の子は今日は元気だったくせに（汗）

　仕方が無いんでさみしく走りました。

　
　そのあと。

　走った後、ものすごく熱かったんですよ。
　けどね、今日の気温はいつもより低くて。
　走ってないあの子達は
　「さむい、さむいって。」

　わたしはものすごく熱かった。

　そのあと、
　「中庭で待機しておいて」
　と言われて。

　中庭に行きました。

　そしたら、クラスのほかの子達は影に行くんですよね。
　すっげぇ熱いし。

　けどその子達。
　「寒い寒い」
　日当たりいいところ行くんですよね。

　わたしも一応ついていきました。

　・・・・・・・耐えられなかった（涙）

　熱いっちゅーねん、とか思いましたね。

　仕方なく一人で涼んでいました。

　そしたら他のクラスメートにめっちゃみられたし。

　喧嘩したとか思われたらどうしよ。

　
　てゆーか心臓病の友達の一人が・・・。

　他のクラスの友達が走っていたんですよ。
　それを見て
　「あー、○○（友達の名前）最下位やー。」

　思わず
　「そういうことは言わんといてあげて」
　って言ったら
　「何で、別にええやん。」
　とか言われました。

　そりゃあ1000mはね、競争じゃないです。
　けど一番最後になるっていうのはそう気持ちいいことじゃありません。
　クラスで一番体力ありませんって言われているようなもんだし。

　けど彼女は知らないんですよね。

　なんか特殊な心臓の病気で。
　走っちゃダメらしいんです。
　だから今まで走る競争とかしたことないんだろうから。

　こういうところは仕方ないってわかっている。

　けど悲しい。

　乗り越えられない壁だ。